少彦名神社
少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)について 大阪のたくさんの製薬会社が集まる地域で、ビルの谷間にひっそりとたたずむ健康と医薬の神様です。ご利益はもちろん病気平癒など健康にまつわるものもありますが、目を引くものとして飼い主とペット両方の健康祈願があります。 古くから和薬の検査所や薬種業者が集まる薬の町・道修町にあり、医薬の安全を祈願してもともとあった中国医薬の祖神である神農炎帝(しんのうえんてい)の社に日本の医薬の祖神、少彦名命を合祀したことに始まります。現在も「神農さん」として親しまれる日本医薬の総鎮守です。干支度末期に大阪で伝染病のコレラが流行したとき、薬と共に「張子の虎」を配ったところ病気が治ったという言い伝えから、虎が神社のシンボル的な存在になりました。ペットの健康成就も祈願できる珍しい神社としても有名ですが、商売繁盛のご神徳もあります。 毎年11/22,23の神農祭は、現在も約400社の薬業関係企業で構成される「薬祖講」の行事として行われており、大阪市無形文化財に指定されています。 願掛けはペットの健康祈願や病気平癒だったり、ドクターや薬剤師を目指す人の合格祈願などいろいろあります。 神社として大きく構えているのではなく、ビルの谷間にあるので看板を見落とされないように。 少彦名神社の詳細 URL: http://www.sinnosan.jp 地図: Google Maps